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大貧困社会 

2009.05.06
Wed
14:29

タイトルが興味深かったので、読んでみた。
大貧困社会 (駒村康平著/角川SSC新書)

「格差」「貧困」「年金」「医療」等のキーワードをバラバラに論じるのではなく、今の社会状況を押さえた上で、あるべき「社会保障」の姿や方向性を示している様に思う。こういう本を求めていた。途中の数字の分析は、あまり吟味していないので正しいのかどうか定かではないし、「ちょっと論理が飛躍してないか?」と思うところもあったが、問題意識と結論は多いに参考になった。


「格差・貧困が社会の分断を生む」というのはボクもそう思うし、そうしないためにも、アメリカ型ではなく北欧のシステムをモデルとするべきだ、というのも同感だ。

また最後の第6章では「貧困社会への処方箋」としていくつか具体案を出している。批判する事はたやすい。でも、「では、どうするのか」というところを具体的に示す、ということが貴重なのだ。
「年金」は、現在の基礎年金を辞め、正規労働者のみならず非正規、自営、無業者も含めて原則すべての国民を対象に、所得比例で保険料を徴収して、現役時代の平均所得と加入期間に応じて給付する、という「新型厚生年金」を導入するよう提案している。シンプルで不公平感をなくす、そして受給できる年金が一定基準を下回る場合には最低年金制度を受給できるようにする、とするもの。数字を使った見通しは、なかなか説得力もある。

「ワーキングプアへの処方箋」「貧困世帯への処方箋」も教育や職業訓練をもっとちゃんとすべきだ、と
して「日本型シュアスタートプログラム」や「キャリアラダーの導入」などを提唱している。

著者の駒村康平氏は1964年生まれと言うから、ほぼボクと同世代だ。だから、というわけでもないだろうが、今後の社会への危機感は相通じるものがあるような気がした。今必要な事は、目先の損得にはしるのではなく、世代を超えて、社会保障諸制度についての見通しと展望を議論し、きめていくことだ。

駒村康平氏は厚労省の委員などもつとめているというし、この本に書かれていることは、きっと選挙やその直後の諸制度改革の議論に影響を与える事になるだろう。

今後も、注目することにしよう。
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