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* category: NPO


NPOと県の協働 

2009.06.26
Fri
08:02

関わりを持っているNPOの総会が終わり、おそめの昼休みをとって県への報告書類を出しに行った。
昨日、一回目に行った時は、少し書類不備があることを指摘されたので、再度の提出に行ったのだ。
きのうの人の対応はそうでもなかったのだが、今日、対応した若い女性職員は、いかにも「悪いNPOを取り締まっているんです」と言わんばかりの調子で

「事業費が管理費の二分の一を下回っているのはダメですよ」とのたまう。

「え?そんなこと、NPO法に書いてました?」
「はい。つまり、組織の存続自体を目的にしているとみなされるので、…云々」

確かに、今年、事務所を新たに借りたりして管理費が増え、その反面、不景気の影響などもあって、十分な事業展開はできたなかった。昨年までは事業費と管理費はトントンで、収支もほぼバランスがとれていたのだが、今年は大きく赤字になって、これまでの繰り越しでやりくりしているのだ。みると、指摘のとおり事業費はわずかに管理費の二分の一を下回っている。
しかし、「今まで法律にそんな事が書いてあるとは聞いた事がないぞ」と思いつつ、
「では、そういう場合はどうなるんです?」と聞いてみる。

すると「すぐに認証取消ということにはならないとは思いますが、事情の説明を求める事になります」との返事。

そして、「給与は、事業費には入らないのですか。事業費に組み入れてもらってはどうですか?」
「ほかにも、この経費は、事業費に入れては…」等と話を進めるので、だんだん腹が立ってきた。

そんなこと、県が指図する事か?と。

「じゃあ、数字は合わしますけど」というと、また
「いや、そうじゃなくて」とまた講釈。

いったい、どないせえというんや!認証を取り消したいのなら、とりけしたらどうや!
思わず、どなりたくなった。

みんなに協力してもらってボランティアでやりくりしているのに、
「こんないいかげんでは、困ります」みたいな態度。
あんたら、そんなにエライのか。
一生懸命やっているNPOをとりしまるのが県の役目なのか?

「奈良県はNPOが少ないので…」という話も出てきたが、
「お前らがそんな態度やから協働がすすまんのじゃ」とこころでつぶやきながら、ぐっとこらえて、
「では、出直してきます」と県庁を後にした。

悔しいので、仕事の合間にいろいろ調べてみたが、NPO法のどこにも、
「事業費が管理費の二分の一以下ではいけない」なんてことは書いてない。

平成15年に内閣府が出した通達みたいなものにそれらしいことは書いてあるが、
法の趣旨からして、「だからただちにダメ」という話ではないだろう、と思いつつ

管理費の中で事業費に振り替えられるものは振り替えた。
しかし、給与は、どうやってふりわけるんだ?無料の相談事業等で収入もなく、経費も見積もれないものは出しようがないじゃないか。抗議の意味もこめて、ここはあえてそのままに。

なんとか事業費が管理費の二分の一を超えるように調整し、早退をもらって5時前に再度県庁に持って行った。

すると、昼間対応した職員をはじめ数人が、課長とおぼしき人の前でなにやら話をしている。
別の職員が「こちらで御待ちください」というので座って待っていると

「そんなことに必要以上にこだわるのはどうかと思うよ。いったい、なんのためにこの基準があるんだ?もっと本質を見ろ」等という話が聞こえてきた。

「ウチの話かな?」と思って聞き耳をたてると、やはり昼間のボクとのやりとりをめぐって、のようだ。
課長はさすがに職員の杓子定規な対応を注意していた。
「うんうん」と思いながらふと見ると、対応した職員の机は「日々雇用」となっている。

彼女はもしかしたら、NPOの活動をわからないながらも、彼女なりに必死に勉強していたのかもしれない、間違ってはいけないと緊張しながら…、と思うと、少し可愛そうにも思えてきた。

しばらくして
「おまたせしました」と戻ってきた職員。明らかに動揺の色が見える。
「ウチのことですか?」と聞くと「聞こえていましたか」とはにかんだ。

昼間とちがって、少し丁寧な対応だ。
「修正したので、差し替えてください。それと『2分の1以下』というのは、『法』ではありませんね。通達で示されている基準のようなものでしょう?」
と念をおす。

「そうでした」と職員。
「うちがちゃんとしていないと言われたようで、ちょっとね…」というと、
「いえ、そういうわけではなく…」と。
あまり追い打ちをかけても可愛そうなので、それ以上はやりとりせず書類を提出して帰ってきた。



いつも県職員の態度は頭に来る事が多くて、また今回もか!と思っていたのだが、
課長はさすがにわかっていたようだ。
それに、もしかしたら彼女は、日々雇用だからこそ、間違ってはいけないと精一杯対応していたのかもしれない、と思い直した。
「二分の一」云々は、こちらも勉強させてもらった。
最近はNPOを名乗りながら悪さをする輩も多いと言うから、行政は指導を強化せよ、ということなのだろう。

でも、もし昼間のやりとりだけだったら、きっと不満だけがのこったに違いない。
この仕事を「日々雇用」という立場でやらせているところにも問題がありそうだ。

行政はNPOとの協働をいうが、県職員自ら、もっと踏み込んで信頼をつくろうとする姿勢がいるのではないか?
ある意味、件の日々雇用職員は、犠牲者かも。これを機会にもっとNPOのことを知ってくれたらいいのだが。






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